子どもといっしょにおでかけ。
モールのようなところへ行く。多少むずがりぎみなのでご機嫌とりにおもちゃ屋へ入る。最近のはやりは電車なので、早速いくつかの電車を手に取ったり、気を聞かせた店員がおすすめの電車おもちゃを店に来るが、本人の希望はどうもそれではないらしい。だいたいの場合、へんなこだわりがあるので、ヘタにあれだのこれだの問い詰めるとかえって混乱するので、あんなのあるよーとか本人にちょっとうろうろしてもらう。
しばらくすると、どうやら決まってきたらしく「丸っこい電車で手作りっぽいの」というオーダー。あいかわらず、よくわからないこだわりで、自分の子だなぁと思ったり。目配せすると相方は、面倒くさくなってきたのか距離をとってフラフラしてる。しょうがないので、子どもといっしょに広い店内で丸っこい電車を探す。
ちいさなボールにディフォルメされた電車の正面のプリントがしてある、それっぽいのが見つかったので、本人にいうと手作りっぽくないのでダメだと言う。ここは落とし所なので、いかに手作りっぽいかを縷々伝えるが、納得できないらしい。
ふと店内に目をやると、おもちゃ工場見学のポスターが。「こんどのおやすみの時におもちゃ工場見学にいったら自分で色塗れるかもよ」と変速球をなげると、そちらへ興味が移ったのか、なんとか交渉成立。工場は山形にあるらしい。日帰りできるかしらとふと考える。
相方も多少うんざりめに近づいてきたので、工場見学の話をするといっしょに笑う。「じゃあそれを買ったら、おもちゃ工場に行くときのお洋服買わなきゃね」と、丸っこい電車をもちながら3人で店内を後にする。
コメント