上空から移動して旅館を見ると2つあった露天風呂が壊れている。まだ入ったことなかったんですかとそばにいた人からは残念そうな目で見られて、ぼくもこの旅館に来ることを楽しみにしていたので、残念な想いになる。
なかでは実験室のような場所で、画面に映るボールを板で返すPingのようなゲームを自分の身体を動かしてやるものがあり、ぼくは被験者になってる。実験者はぼくよりも年上で、ぼくの知り合いの知り合いと言ったところ。後ろから支えられて、実験が始まるとぼくは最初に板を画面の上から落ちてくるボールを板を上に上げて、ものすごい回数ボールを打ち返して高いスコアをあげる。ぼくはちょっと息を切らせながら、したり顔で実験者を見返す。
実験者は、ぼくの顔をそうじゃないんだよなという感じで見ながら、きみらしいやり方だねとつぶやく。他にも何人かの友人が、他の実験(エアホッケーのようなもの)に取り組んでいる。さっきの友人が、こうやってお互いの実験に参加してるんだよという。
ぼくらは途中で暇乞いをして外に出てどこかへむかう。整備された街でクルマがたくさん走っている。何人かので歩いてると後ろから小間使いの者たちが追い越していき、壁沿いで撮影の準備を始める。歩いてゆくと、複雑な立体交差のところで歩道が途切れていて、多くの人がクルマのそばを通って駅のほうへと歩いてゆく。
ぼくは仕事で長年の懸案であった子どもの巡回相談をしに小学校へ行く。なんだかざわついていて、学校の職員室で担当の先生と打ち合わせをする。あの子はなかなか困った子なんですが、できるところもあるんですとのこと。ぼくも実際に関わってそう思うんですよね等と会話をしている。すると、今日は学校に皇太子の来る日なんですと言う。みんなでお出迎えをしてから、では打ち合せの続きをというと、校庭にお出ましだからという。校庭の見えるまどから覗いていると取巻きが数名みえる。他の皇族だけでなく、背の高い外国人やなぜかおめかししたゼミの友人がいる。ぼくは思わず声をあげ、あいつらなにやってるんだと目が離せなくなる。友人の一人は結婚式の衣装のような姿で、両手にたくさんの大きな荷物をかかえている。ピロティのようなところから校庭を横切っていく姿から目が離せない。
最近のコメント