四季 春・夏
推理小説じゃない。
たぶんいろんなシリーズの「ハブ(Hub)」の役割をするストーリーだから、「世界観」の好きな人は好むのかもしれない。
申し訳程度にトリックっぽいネタが小出し(特に夏)にされるけれど、僕はちっとも面白さを感じられなかったし、春に至っては後出しだし。
ブラジル蝶の謎
推理小説じゃない。
たぶんいろんなシリーズの「ハブ(Hub)」の役割をするストーリーだから、「世界観」の好きな人は好むのかもしれない。
申し訳程度にトリックっぽいネタが小出し(特に夏)にされるけれど、僕はちっとも面白さを感じられなかったし、春に至っては後出しだし。
ブラジル蝶の謎
有栖川 有栖シリーズの短編集。
こちらはきちんと推理小説。小粒ではあるが読ませるものが比較的多い。
傑出してこれは面白いと言うものはなかった気がするけれど、「人喰いの滝」なんかはちょっと無理があるようにも思える。
短編のためなのか、毎回毎回火村教授の説明を聞くのはいささかうんざりだけれど、常套句ととらえて我慢。
亡国のイージス 上
亡国のイージス 下
和製ダイハードのつもり?
上巻の宮津艦長の独白で「これってネタバレじゃね」と思ったり。ダイス許さじって言っておきながら、協力するって言ってみたり。ヒラメ作戦後のヨンファや宮津たちの行動も意味不明だし、作者はきっとストーリー展開に行き詰まったなーと思ったり。
テレビで映画版を見てしまったので、展開が読めて少々幻滅。
でも、不思議なほど読ませるものはあり、「あーどうせこういう展開なんだろうなぁ」と思いつつも読むのをやめられないのがちょっとくやしい。しかし基本的にいたちごっこストーリーなので、ストーリー展開や伏線の張り方は、クライマーズハイのほうが断然読ませる。
映画版の方がシンプルでかえってメッセージ性が高まってる感じがするのは、どうなんだろうか。伝えたいことが散在していて、振り上げた腕の収めどころがなくて、結局つまらない結論になってしまっている感じはぬぐえない。
和製ダイハードのつもり?
上巻の宮津艦長の独白で「これってネタバレじゃね」と思ったり。ダイス許さじって言っておきながら、協力するって言ってみたり。ヒラメ作戦後のヨンファや宮津たちの行動も意味不明だし、作者はきっとストーリー展開に行き詰まったなーと思ったり。
テレビで映画版を見てしまったので、展開が読めて少々幻滅。
でも、不思議なほど読ませるものはあり、「あーどうせこういう展開なんだろうなぁ」と思いつつも読むのをやめられないのがちょっとくやしい。しかし基本的にいたちごっこストーリーなので、ストーリー展開や伏線の張り方は、クライマーズハイのほうが断然読ませる。
映画版の方がシンプルでかえってメッセージ性が高まってる感じがするのは、どうなんだろうか。伝えたいことが散在していて、振り上げた腕の収めどころがなくて、結局つまらない結論になってしまっている感じはぬぐえない。
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